検証日：2020年2月上旬
検証結果：AlipayでもWeChat Payでも支払いはできなかった。
Alipay(支付宝)、WeChat Pay(微信支付)による支払いに対応している店舗の多い、クアラルンプール。今回は、クアラルンプールで日本人である筆者がAlipay、WeChat Payでの支払いを試してみた。なお、今回の検証は、日本のパスポートでAlipay・WeChatに実名登録していることを前提としている。
クアラルンプールは、日本と同じぐらい電子決済が乱立している都市であり、店舗入り口には対応している電子決済のマークの多さが目立つ。
Alipay、WeChat Payに対応している店舗も多いのが分かるかと思う。
Alipayでの支払いを試してみた
まずはセブンイレブンで試してみた。レジでバーコード/QRコード画面を店員に見せ、店員が読み取り機を筆者のスマホに向ける。その数秒後、店員からはうまくいかないと伝えられる。筆者のAlipay画面はバーコード/QRコード表示のまま変化していなかった(通常、支払いが完了すれば支払い完了画面になる)。
次はKK Super Martというクアラルンプールのコンビニで試してみたがやはり同じ状態だった。
結果、支払いができないようである。
WeChat Payでの支払いを試してみた
WeChat PayもKK Super Martで試してみた。バーコード/QRコード画面を店員に見せ、店員に読み取ってもらうが、こちらも店員からはうまくいかないと伝えられる。筆者のWeChat画面には、”According to the policy,customers who is not verified by identity card are temporarily unable to pay abroad.”という表示がされた。 結果、支払いができないようである。
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筆者は、後日、日本でもAlipay・WeChat Payを試してみたが支払いができなかった。順番が前後するが、そのときの記事が以下である。このとき、アリペイジャパンに確認し、中国の身分証以外で実名登録している場合は中国国外でAlipayでの支払いはできないとの回答があった。
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