海外から日本の0120で始まるフリーダイヤルに電話しようとして、国番号(+81)を付けて”+81120…”などとしても繋がらない。電話相手に有料の電話番号が併設されていればその番号にかけたくなるが、親切なのか不親切なのかフリーダイヤルしか用意されていなかったりする。こういうときのために、今回は筆者の体験をもとに、海外から日本のフリーダイヤル0120にかける方法を紹介する。
今回紹介するのは、ブラステル(brastel)というサービスを利用する方法である。
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ブラステルの特徴3選
IP電話である
ブラステルはSkypeなどと同じくIP電話であるため、電話をかけるときにWi-Fi、または、モバイルデータ通信(4Gなど)でインターネットに接続している必要がある。したがって、通話品質も他のIP電話と同じくネットワーク環境に依存する。
フリーダイヤル0120だけであれば無料で利用できる
ブラステルを利用して日本のフリーダイヤル0120に電話した場合、通話料は無料である。
一般的にSkypeなどのIP電話サービスでは、予めお金をチャージしておいて、実際に通話したときはそのチャージから通話料が引き落とされるプリペイド方式であり、ブラステルでも同じであるが、フリーダイヤルにかけるだけであればお金をチャージする必要はない。
専用アプリMy 050を使う

“My 050″という専用のスマホアプリを使って電話をかける。Android用、iPhone用のアプリは各アプリストアからダウンロードできる。
セットアップ方法
セットアップ方法は公式ホームページに掲載されているが、一部、解説されていない手順もある。フリーダイヤル0120にかけるだけの方は以下のようにしておけばよい。
- 専用アプリ”My 050″をインストールする
- アプリを立ち上げた最初のSign in画面で“かんたん設定/新規登録”をタップする
- “ブラステルのアカウントをお持ちですか?”は“いいえ”を選択する
- SMSが受信できる電話番号を入力して認証する
- 支払い方法画面では、“今はチャージしない”でよい
- 最後に表示されるID、パスワード、ブラステルの050で始まる電話番号は控えておく
- ID、パスワードでログインする
SMS受信について筆者は日本の携帯電話番号で行ったが、海外の現地SIMの電話番号でもできるのかは未検証である。SMSが受信できるのであれば海外にいても日本の電話番号でセットアップはできる。
日本のフリーダイヤル0120へのかけ方
- キーパッド画面で電話をかけたいフリーダイヤルの番号0120…を入力する
- 画面下にある緑の050マークをタップする

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この記事は企業案件ではありません(笑)
