検証日:2026年3月上旬
検証結果:料金が割高になるのとどこからでも注文・受取ができるわけではないので、興味本位で使うだけだろう

深圳でのドローンによるフードデリバリーの利用方法を解説する。
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ドローンデリバリーの特徴
- 注文、受取ともにドローンステーションで行う
- ドローンステーションは大抵、公園である
- ドローンデリバリーに対応している飲食店が限定的である
- 注文、支払いにはWeChatが必要
- ドローン配達用の料金が5、6元程度追加でかかる
利用手順
百度地図でドローンステーションを検索する
中国版の地図アプリである百度地図で「美团无人机空投柜」と入力してドローンステーションを検索する。ドローンでのフードデリバリーは美团が提供している。
ドローンステーションまで行く
ドローンステーションに行く。大抵、公園である。公園自体はどれも大きいが、百度地図では公園内のドローンステーションまでの位置をかなり正確に表しているので、百度地図を頼りに行けばたどり着けるだろう。注文するためのQRコードがドローンステーションにあるのでドローンステーションまで行く必要がある。

提示されているQRコードをWeChatで読み取る

ドローンステーションに提示されているQRコードをWeChatで読み取って美团のミニプログラムを起動する。美团アプリからはドローンデリバリーはできないようだ。
ドローンデリバリーに対応している飲食店はかなり限定されているようで、筆者が指定したステーションでは8店舗しか対応していなかった。ドローンステーションに提示されている飲食店と実際にアプリから注文できる飲食店に違いがあるドローンステーションもあった。
アプリから注文・支払いをする
注文、支払い方法はドローンであること以外は特別なことはないが、前述のとおり、受取場所はQRコードを読み取ったドローンステーションになる。支払いはWeChatで行う。
ドローンが到着するのを待つ

編集は筆者による
航路のようなものがあるのだろうか、飲食店から一直線に移動しているわけではないようだ。飛行高度がそれほど高くないためなのか、高いビルをさけているのかもしれない。
ドローンが着陸したら電話番号の下4桁を入力する

商品が受け取れる状態になったら、装置のタッチパネルで注文時の電話番号の下4桁を入力する。ドローンが装置の上に着地して、装置内で何か物音がしてから30秒~1分ぐらい後でないと、入力してもはじかれてしまうようであった。
ボックスを受け取る

電場番号の入力が受け付けられると、下にある取り出し口が開くので、ボックスごと取り出す。
ボックスを開け中身を取り出す

ドローンが運んできたボックスを開け、中にある商品を取り出す。
ボックスを専用の回収箱に入れる

ドローンが運んできたボックスは専用の回収箱に折りたたんで入れる。折り畳み方は図解されている。
これで終わりである。あとは適当な場所で食べる。
筆者の感想
- 公園で食事をしたい場合は、公園から出ずに注文、受取ができるのは良い
- 注文から到着まで40~50分程度かかり、通常のバイク等の地上での配達に比べて時間がかかっているように感じた
- ドローン用の料金が追加でかかるのと都合よく公園にいるような場合でないと使えないので、利用シーンは限られ、実際、筆者以外で使用している人は1人しか見なかった
- 利用者目線だと、現時点でドローンで運んでもらうメリットはないように感じた(普通に美团アプリから配送先に公園を指定して注文したほうが早いかもしれない。ただし、その場合は公園のどこに配達してほしいのかを配達員に申し送り事項として中国語で説明する必要がある)
- インフルエンサーがコンテンツ制作のネタとして利用することで結果的にドローンデリバリーの宣伝にはなるのかもしれない
リブエア