那覇市内でauの5G速度を計測してみた

投稿日:

検証日:2020年7月下旬

検証結果:4Gよりは速いが、ダウンロードは理論上の最大速度より大幅に遅い速度しか計測されなかった。速度にばらつきもある。5Gエリア内であっても4G通信になってしまうことがよくあった。

今回は、auが提供する5G(第5世代移動通信システム)の通信速度を那覇市内で測ってみた。

auの5Gのエリアマップ

au公式ホームページにマップ形式であり

auの5Gのエリアマップは公式ホームページの以下から参照できる。

> https://www.au.com/mobile/area/

地図を表示したときのデフォルトの縮尺ではどこが5Gのエリアかは分からず、拡大表示していくと赤い点が見えてくる。さらに拡大すると半径100mほどの円がところどころに描かれているのが分かり、それが5Gのエリアである。一部、多角形でより細かく示されている場所もある(福岡市の天神)。

非常に限られた場所でしか5G通信が出来ないことが分かる。

sub6とミリ波の両方に対応している

5Gにはsub6とミリ波の2種類がある。大雑把に言うと、sub6は4Gの延長のような通信方式で、ミリ波が5Gの本丸のような通信方式である。通信速度は一般的にミリ波の方が断然速い。

今回、auに確認したところ、auでは5Gエリアではsub6とミリ波の両方に対応しているとのことであった。

【2020年8月】沖縄でauの5Gエリアは3ヶ所だけ

前出のエリアマップによると、本記事投稿日時点で、沖縄県内でauの5G通信ができる場所は3ヶ所しかない。いずれも那覇市内であり、以下である。

  • 国際通りの県庁北口付近(ファストフード店「A&W」のある交差点付近)
  • 国際通りのホテルJALシティ那覇付近
  • 沖縄セルラースタジアム那覇付近(奥武山公園内)
国際通り県庁北口
国際通り県庁北口
国際通りJALシティホテル前
国際通りのホテルJALシティ那覇前
奥武山公園
奥武山公園

auの5Gの通信速度の実測値

那覇市の国際通りの5Gエリア2ヶ所でauの5Gの通信速度を計測してみた。ここでは、Googleが提供している「インターネット速度テスト」を使用し、2ヶ所合計で20回の測定を行った。結果を以下の表で示す。

通信方向au 5G回線速度
(20回の平均値)
ダウンロード154.5 Mbps
アップロード42.4 Mbps

測定値の分布は以下の通りで、ダウンロードは200Mbps以上が5回計測され、最高は526.8Mbpsであったが、100Mbps未満も10回計測され、分散は大きい。アップロードについては100Mbpsを超えたのは1回だけであり、ほぼ100Mbps以下となりダウンロードほど分散はなかった。

20回測定したときの速度の分布

測定に用いた端末では、理論値ではダウンロードの最大は3.4Gbpsであるため、大きく下回る結果となった。

<<測定に用いた端末>>
au Galaxy S20+ 5G SCG02 (2020年6月4日発売)
OS:Android10 (2020年7月28日版アップデート適用済み)
5G:sub6、ミリ波の両方をサポート

<<計測日時>>
2020年7月下旬 平日の昼間

<<天候>>
晴れ、湿度約70%

auの5Gの電波の安定性

今回、筆者が計測時に体験した5Gの電波状況は以下であった。現状だと、5G通信を当てにした利用はできないかもしれない。

エリア内でも5G通信にならないことがある

auのエリアマップが示す5Gエリア(円で示されている)の中に居ても、スマホのアンテナマークが5G表示にならないことがよくあった。これは、沖縄以外の5Gエリアでもよく経験している。

エリア外でも5G通信になることがある

auのエリアマップが示す5Gエリア(円で示されている)の範囲から2~300m外に居ても、スマホのアンテナマークが5G表示になることがあった。

例えば、国際通りの牧志寄りに位置するドン・キホーテ付近は、5Gエリアとしては示されていないが、実際にはスマホのアンテナマークが5G表示になることがよくあった。

ただ、これはauの5G対応エリアの示し方によるものかもしれない。那覇に限らず、5Gエリアは半径100mほどの円で示される場所と多角形で示される場所とがあるため、円で示されている場合は5G対応エリアの目安を示した意図の可能性がある。

動かなくても5G通信が4G通信に変わってしまうことがある

スマホのアンテナマークがしばらく5G表示された状態で一歩も動いていないのにその後4G表示に変わってしまうことがよくあった。5G通信は湿度にも影響されると聞くが、原因はわからず。

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