![台北のMRTの車両](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro.jpg)
今回は台北の電車(MRT)の乗り方を解説したいと思う。
Metro Taipei公式ホームページ(日本語)
> https://m.metro.taipei/jp/
各見出しへのリンク
路線図
Metro Taipeiによって公開されている路線図
> https://m.metro.taipei/jp/roadmap.asp
公式アプリ「Go! Taipei Metro」も出ているので、それをダウンロードしておくのが良いだろう。
公式ホームページ、公式アプリでは、路線図の他、始発・終電時刻、運賃なども確認できるようになっている。
乗車方法
まずは現金で乗車券を購入して乗る方法を紹介する。後述するが、台湾のICカードで乗車することもできる。
さて、まずは駅の自動券売機で乗車券を購入する。乗車券は現金でしか購入できない。
![台北MRTの自動券売機](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_ticket_machine.jpg)
コインのような乗車券が出てくるので、それを受け取って改札へ向かう。
![台北MRTの乗車券](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_single_journey_ticket.jpg)
改札は日本でも見るような光景である。
![台北MRTの自動改札](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_gate.jpg)
先ほど購入したコインのような乗車券を改札機にタッチする。コインの形状だとどこかに投入したくなるが、入場時は投入するのではなくタッチである。退場時までなくさないようにしまっておく。
![台北MRTの自動改札(入場時)](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_gate_enter.jpg)
乗車券を赤枠部分にタッチする
その後、駅のホームへ向かい、電車が来たら乗り込む。
![台北MRTのプラットホーム](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_platform.jpg)
希望の駅で電車を降りて、改札機にコインのような乗車券を投入して改札を出る。
![台北MRTの改札機(退場時)](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_gate_exit.jpg)
乗車券を赤枠部分に投入する
これが流れである。
悠遊卡(EasyCard)で乗った方が楽
以下のICカードで乗車することもできる。
これらのカードは電車の運賃以外に買い物での支払いにも使える。筆者のお奨めはEasy Card(悠遊カード、ゆうゆうカード)である。カードを駅でも購入できるので空港から電車移動する旅行者には便利だからである。
![悠遊卡(Easy Card)の券売機](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_easycard_machine.jpg)
上の写真の券売機で100ニュー台湾ドル(NT$)でEasy Cardを購入することができる。この100NT$はカード代であって、運賃などの支払いのためにはさらにチャージ(Top up)が必要となる。購入もチャージも現金のみである。
![](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/easycard_topup.jpg)
乗車方法は、改札の入場時と退場時でカードを改札機の所定の場所にタッチすれば良い。
![悠遊卡(Easy Card)での乗車](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_gate_enter_easycard.jpg)
カードの残高、有効期限、乗車履歴などは、駅窓口付近に設置されている機械で確認することができる(下の写真)。
![乗車券の情報が見れる機械](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/taipei_metro_ticket_viewer.jpg)
また、公式アプリからもカードの10桁の番号を入力することで確認することができる。
本記事投稿日時点で販売されているEasy Cardはカードの払い戻し(Refund)をしてもカード購入代金100NT$については戻ってこない。払い戻しすればチャージ金額は戻って来るが、手数料として20NT$が掛かる。
悠遊卡股份有限公司のカスタマーサービスによると、カードの有効期間は20年で、チャージをすると延長されるとのことなので、次回の台湾旅行のために取っておいても良いだろう。
![](https://libair.net/wp-content/uploads/2023/07/easycard_app.jpg)
筆者のカードの有効期限は2037年12月31日となっている。2023年5月に購入したので有効期限が14年ほどしかないのが気になるが…
超級悠遊卡(Super Card)は入手困難
スマホからチャージ(Top up)ができる悠遊卡(Easy Card)の上位互換カード、超級悠遊卡(Super Card)がある。しかし、これは2023年5月時点では台湾のネット通販momoでしか販売されていないようであり、さらに完売状態であった。
短期旅行者であれば、買い物などで頻繁に利用したりはしないでしょうから、足りなくなったら駅でチャージすれば良いでしょう。
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2022年11月から沖縄の各店舗でもEasy Cardが使えるようになったはずなのですが、琉球新報の2023年7月4日の記事によると、店員の知識不足による利用不可が報じられているので、沖縄での利用はあまり期待はしないほうが良いですね。