検証日:2023年10月下旬
検証結果:予約から車両到着までそれほど待たなかった。料金は2,000円しない。市内までの時間は40分程度であった。
今回は、GrabTaxiを使ってノイバイ空港からハノイ市内まで移動してみた体験記事である。
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86番バスの最終は22:00
ノイバイ空港からハノイ市内に行くのに最も安い移動手段は路線バス86番だろう。料金は45,000VND(ベトナムドン)。日本円で300円もしない(本記事投稿日時点での為替)。84リットル程度の大きいスーツケースを持ち込んでも問題ない。しかし、注意すべきは運行時間である。始発は7:00で最終は22:00である(2023年10月時点)。深夜・早朝に到着する便でハノイに来た場合には86バスは選択肢から消える。
GrabTaxiの利用手順
GrabTaxiの利用手順としては次のようになる。
- GrabアプリからGrabTaxiを予約する
- 予約時に指定した場所で車両を待つ
- 車両と出会えたら乗り込んで出発
- 目的地に到着したら車両から降りる
上記が利用手順の概要である。以下でポイントとなることを述べたいと思う。
GrabTaxi予約時に出発場所と目的地、決済手段を入力する
どこが出発場所(車両との待ち合わせ場所)で、目的地はどこで、決済手段は何で(クレジットカードなど)ということは、予約時にアプリで入力する。決済に関しては目的地到着後にGrabアプリ側で自動で引き落とし処理される。一般のタクシーのように、車両に乗り込んだ後に目的地(ホテル名など)を運転手に伝えたり、到着後に現金やカードでの決済を運転手とやり取りすることはない。
ノイバイ空港でのGrabの待ち合わせ場所は2ヶ所
Grabの待ち合わせ場所は到着階(1F)の外にある柱番号8と11の2ヶ所となる。柱番号8は到着階出口A1を出てすぐのところにある。
料金は30万VND程度
アプリでの予約時にGrabCarの選択肢は複数出てくるのが、最安料金は大体30万VND程度で、本記事投稿日時点の為替で2千円しない。この料金は一般のタクシーより少しだけ安いという程度である。ただし、ノイバイ空港の場合、GrabTaxiのようなライドシェアでも一般のタクシーでも空港通行料が別途掛かり(バスでは不要)、これはGrabTaxi予約時に表示された料金には含まれていない。筆者の場合、目的地到着時にGrabTaxiの運転手にてこれを加算した料金でGrabから引き落とされるように調整された。
因みにGrabBikeも選択肢に出てくるが、スーツケースを持っていたらまず無理でしょう。
車両はナンバープレートで見つける
予約をすると、車両の検索が行われ、車両が決定すると、Grabアプリにナンバープレート、車種、運転手の名前と顔写真が表示される。
待ち合わせ場所に着た車両が自分の予約した車両かどうかはナンバープレートで確認するのが良いだろう。筆者が予約したときは、運転手からメッセージや電話があったが、英語は話せないようだった。
走行時間は40分程度
筆者が利用した状況は23時頃であり、道は空いていた。無論、市内のどこが目的地かによって時間は10分程度は変わると思われる。
飛行機を降りてからGrabCarに乗れるまでの時間は?
筆者の例である。
- 22:30 降機
- イミグレーション通過(ベトナム入国)
- 預入荷物はなかったのでターンテーブルは通過
- 到着階で両替
- 到着階でSIMカード購入
- Grabアプリに登録の電話番号を購入したSIMのものに変更
- 22:52 GrabTaxiの予約
- 23:00 車両到着
飛行機を降りてから30分ほどで車に乗ることが出来たが、預入荷物があればプラスで10~15分程度はかかっていただろう。また、深夜の時間帯であったころからイミグレーションがそれほど混んでいなかったことも影響しているだろう。
クレジットカードは日本発行のものが使える
ベトナムではGrabPayでの支払いはベトナムの銀行口座がないとできないようになっているが(本記事投稿日時点)、GrabTaxiの料金の支払いについては日本のクレジットカードが使える。
GrabCarの乗り心地は?
運転手に依るだろうが、速度超過ぎみで少し怖かった。車内は汚れている感じはあまりなく、シートベルトもちゃんと付けることができた。ハノイ市内に入ると路面状況が良くないので、多少、バウンドする。因みに、TOYOTA VIOS LIMOという日本ではローンチされていない車種のMT仕様だった。
現金でのやり取りをしなくて良いという点がメリットでしょう。