検証日:2020年2月下旬
検証結果:日本で発行されたクレジットカードでは軒並みチャージができなかったが、一部のデビットカードではチャージができた。日本に居てもチャージは可能。【記事の最下部に更新情報あり】
インドの電子決済であるPaytmでチャージしてみた。
Paytm自体の説明はWikipediaや他サイトでも解説されているが、ここでもお金のやり取りの部分に特化して簡単に解説すると、
- アカウントにお金をチャージする。
- QRコードをスキャンしてお金を支払う。
- 他者にお金を渡すことができる。
である。今回の記事では、1.のお金のチャージの話である。
まずは、スマホにPaytmアプリをインストールし、電話番号などの設定を済ませておく。筆者は以前の記事で入手していたインドの電話番号で登録した。
お金のチャージは、Paytmアプリの「Add Money」をタップする。
「Paytm Wallet」をタップする。
チャージしたい金額を入力する。単位はルピー。今回は500ルピー(日本円で700円程度)にしてみた。そして、「Proceed to Add Money」ボタンをタップする。
「Credit Card」を選択し、カード番号、有効期限、CVVを入力し、「Pay ₹(金額)」ボタンをタップする(画面キャプチャは無し)。その後、カード会社の認証が入ってチャージが完了する。
という流れであるが、原則、インドの銀行のデビットカード、または、インドで発行されたクレジットカードでないとダメな模様。筆者は、日本で発行されたデビットカード、クレジットカードしか持っていないのでそれらを試したが、ほぼダメ。ダメなカードの場合、以下の2パターンのフィードバックになった
- クレジットカード番号の入力途中でエラーが表示される
- カード会社の認証でエラーになる
しかし!「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」ではチャージができた。この記事はこのカードを発行している銀行および提携航空会社の案件ではないので、念のため。
チャージ後に再度、アプリ画面のカード情報入力画面を見ると、このカードは”BBK Debit Card”(BBKはインド法人がある銀行)と登録されていたので、インドで使用する場合はBBK扱いなのかもしれない。そうなると海外で使えるデビットカードだと試してみる価値がありそうだが、筆者は他に海外で使用できるデビットカードを持っていないので試せず。
今回チャージした環境は、日本国内で、インドの現地SIMをスマホに指して、モバイルデータ通信OFFでWi-Fi環境で実施。つまり、日本に居てもチャージが可能。
せっかくチャージしたので、いつか、実際にインドで支払いをしてみたいと思っていますが、2020年3月3日のインド政府の発表により、筆者のインドのビザが無効となってしまったので、いつになることか…
【2024年1月25日追記】「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」でチャージしようとしたところ、できなくなっていた。現金支払いのみだった路線バスですらPaytmでの支払いに対応してきているのに残念である。