日本国内最大店舗数のガソリンスタンドブランドENEOS。給油するとTポイントを貯めることができるが、いちいちTカードを出したり、そもそも持ち歩いたりするのは面倒である。
今回は、クレジット払いとTポイント貯めが簡単に済ませられるEneKeyを紹介してみた。
> EneKey公式ホームページ
https://eneos-enekey.com/
【2022年8月10日追記】2022年8月時点で、Tポイントの他に、楽天ポイント、dポイントも選択できる。
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EneKeyは専用キーである
EneKeyは専用のキーによってサービスが提供される。
EneKeyには発行時にクレジットカードとTカードが紐づけられる。TカードはカードタイプのみとなりモバイルTカードは対応していない。
EneKeyの新規発行はセルフ店舗で
EneKeyを発行してもらうにはEneKey対応サービスステーションへ足を運ぶ必要がある。後述するが、セルフサービスステーションであれば大抵EneKeyに対応している。そこで従業員に声をかけ発行を依頼する。手続きは時間にして10分程度であろうか。その場でEneKeyは渡される。
紐づけるクレジットカードとTカードを持参する必要がある。Tカードを忘れてしまった場合は後日でもEneKey対応サービスステーション(EneKeyを発行したところとは別でも可)で紐づけられる。
EneKeyは入会金・年会費ともに無料である。
クレジット支払いとTポイント貯めが1回のタッチでできる
セルフサービスステーションにて給油時に以下の作業は端末にEneKeyを1度だけタッチするだけでまとめて済む。
- タッチパネルでの支払い方法の選択操作
- クレジットカードの挿入
- タッチパネルでのTポイントカード有無の選択操作
- Tポイントカードの挿入
EneKeyをタッチするだけで良いので、紐づけられているクレジットカード、Tカードを持参する必要もない。
Tポイントは200円につき1ポイント貯まる。
EneKeyはすべてのENEOSで使用できるわけではない
EneKeyはセルフサービスステーションだけで使用できる。セルフであっても使用できないステーションも一部あるが、割合としてはセルフなら大抵はEneKeyに対応している。
どのステーションが対応しているかは公式ホームページから調べられる。
EneKeyの紛失・盗難時
タッチするだけでクレジット決済できてしまい、暗証番号の入力やサインもない。紛失・盗難時が心配だが、EneKeyには以下の制限が掛けられている。
- 1日に使用できるのは4回まで
- 1回の支払いの15,000円未満
普通自動車や普通自動二輪車であればこの制限があっても通常の利用には差し支えないだろう。
また、不正利用には60万円までの補償も付いている。
※もし落としたり、盗まれたりした場合でも、ご連絡いただいた日の60日前〜3日後の不正利用による損害は、60万円を限度に補償されます。
引用:EneKey公式ホームページ
逆に、EneKey会員規約上、EneKeyは発行された本人しか使用できないので、家族で共有はできない。
モバイルEneKey誕生【2022年8月10日追記】
2022年7月1日から、スマホアプリ「ENEOS SS」でEneKeyが使用できるようになった。QRコードをかざして支払いを行う。既にキーホルダー型のEneKeyを使用している場合はアプリで設定を行えばすぐに利用できる。
キーホルダー型EneKeyをお持ちでない場合、SSへご来店いただく必要があり、店頭での必要な手続きとアプリの設定が完了次第、すぐにモバイルEneKeyの利用が可能になります。
引用元:ENEOS SSホームページ「よくあるご質問」
既にキーホルダー型EneKeyをお持ちの場合は、SSへご来店いただく必要はなく、ENEOS SSアプリのモバイルEneKey設定よりお持ちのキーホルダー型EneKeyの番号・クレジットカード番号下8桁・生年月日を入力いただくことで、モバイルEneKeyの利用が可能になります。
https://eneos-ss.app/faq/
ENEOS SS
> https://eneos-ss.app/