前回の記事では、原動機付自転車にUSB電源の取り付けを紹介した。
今回は原動機付自転車にドライブレコーダーを取り付けてみた。今回も、既存の配線を切断したり、カバーに穴をあけたりといった、車両の既存のパーツを改造しない方法を紹介する。
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用意したもの
デイトナ社MiVue™ M760D(品番:17100)
このドライブレコーダーはMio社が開発したものをデイトナ社が販売、サポートしているものである。
キジマ社ACC分岐ハーネス(品番:304-7141)
前回記事で紹介している製品である。既にアクセサリー電源を取り出している場合は、この製品を新たに用意する必要はない。
デイトナ社アクセサリー電源ユニット防水タイプ(品番:16037)
アクセサリー電源を複数必要とする場合に役立つ製品である。一回取り付けてしまえば、電装品を増やすたびにアクセサリー電源を新規に取り出す必要がなくなる。この製品を使用するとアクセサリー電源を3つまで取り出せる。アクセサリー電源を必要とする電装品を複数使用しないのであれば、この製品は不要である。今回は前回記事で紹介したUSB電源とドライブレコーダーを使用するためにこの製品を使用する。
デイトナ社M760D/M777D用フロントカメラステー ミラーM10クランプ(品番:19245)
タナックス社 ETCアンテナステーA MF-4704
リアカメラの取り付け用に今回はこのETC用のステーを使用することとしたが、これは今回の取り付け車両にGIVIのベースがリアキャリアに付いているという事情があるため、それにこのステーを取り付けることでリアカメラを固定することとしたためである。通常はホームセンターなどで取り付け位置に合いそうなステーを用意することになるだろう。
デイトナ社M760D用コントロールスイッチステー(品番:19249)
キタコ社CA/CB103ギボシ端子(品番:0900-755-01000)
ドライブレコーダーM760DのACC入力線は初期状態では端子の加工がされていないのでギボシ端子の取り付けが必要になる。CA/CB103のギボシ端子であれば、上記キタコ社のものでなくてもよい。
エーモン工業社クワ型端子Φ6(品番:3316)
ドライブレコーダーM760Dのプラス線、マイナス線は初期状態では端子の加工がされていない。そのままでもバッテリーに接続することはできるが、クワ型端子や丸端子にしておいたほうが取り付け取り外しを繰り返したときの耐久性が高まると思われる。Φ6のクワ型または丸端子であれば、上記エーモン工業社のものでなくてもよい。
エーモン工業社電工圧着ペンチ(品番:4960)
ギボシ端子、クワ型端子を取り付けるための工具である。
サンディスク社HIGH ENDURANCE 高耐久microSDカード 128GB UHS-I Class10(品番:SDSQQNR-128G-GH3IA)
microSDカードはドライブレコーダーM760Dに32GBのものが付属しているが、32GBだと録画時間としては約1.5時間となる(無論、容量を超えると古い動画ファイルから削除されるループ動画となる)。必須ではないが、ストックされる動画を多くしたい場合はSDカードは最大で128GBまで対応している。今回は128GBのmicroSDカードを用意した。注意点としては高耐久(HIGH ENDURANCE)のものを選んだ方が良いということである。
あとは、
- ドライバー⊕1
- ドライバー⊕2
- 精密ドライバー⊕00
- 精密ドライバー⊖1.8
- スパナ 14mm (2個)
- 3mm六角レンチ
- ビニールテープ
- ハサミ (ビニールテープを切るため)
- M10ネジ、ナット、シャフト
である。
ACC分岐ハーネスはキタコ社の以下のハーネスでもよい。
費用
費用の主たるものはドライブレコーダーであり、本記事投稿日時点でAmazonで2万5千円ほどの値段である。新規にACC分岐ハーネスを接続する場合は数百円程度、D-UNITも併用する場合は2千円程度がそれぞれ追加で掛かる。各種ステーとギボシ・クワ型端子がそれぞれ数百円程度、電工ペンチは1,500円程度である。
大手バイク用品店に依頼するとその店舗指定のドライブレコーダーの中から選ぶことになる。それプラス工賃がドライブレコーダー取り付けの費用ということになる。工賃は1.5~2万円ほどのようだ。ドライブレコーダーを持ち込みで依頼すると工賃は上がる(2倍になるところもある)。自分で取り付けることで、この工賃から電工ペンチとギボシ・クワ型端子分を引いた額が節約できる費用となる。
取り付け車両
原動機付自転車 ・・・ SUZUKI Let’s4 型式CA45A (UZ50DL2)
配線図
取り付け後の配線を以下の図で示す。
各部品の配置を実写ベースで表現すると以下の画像となる。
今回は、デイトナ社のアクセサリー電源ユニットD-UNITを使い、また、ドライブレコーダー本体部分をフロントカバー内に収める作例である。
ブレーキスイッチの配線からアクセサリー電源プラス(ACC+)を分岐させ、増設する電装品のアクセサリー電源用の配線に接続する。今回の取り付け車両はリアでもフロントでもブレーキスイッチの配線からアクセサリー電源を取ることができる。
D-UNITと組み合わせる場合であってもドライブレコーダーのプラス線とマイナス線はバッテリーに取り付ける。デイトナ社に確認したところ、D-UNITのプラス線とマイナス線にドライブレコーダーのプラス線とマイナス線をそれぞれ取り付けた使用は想定外であり、作動トラブルの原因になるとのことである。
カメラの取り付け場所
フロントカメラについてはミラーに専用ステーを使用して取り付ける。カメラには3Mの両面テープがあるのでそれで専用ステーに貼り付ける。専用ステーは使わずにハンドルフロントカバーに直接貼り付けることもできると思われる。
問題はリアカメラである。ドライブレコーダーM760Dのリアカメラ用のケーブルは1.5mである。ドライブレコーダーの本体をフロントカバーに収める場合、今回の取り付け車両のフロントカバーと車両後部の距離でぎりぎり届く長さである。リアカメラ用のケーブルとフロントカメラ用のケーブル(3m)は入れ替えができず、オプション品でリアカメラのケーブルを延長することもできない。また、カメラを逆にして、フロントカメラを車両後方用に、リアカメラを車両前方用に用いる場合は注意が必要である。デイトナ社に確認したところ、フロントカメラとリアカメラでは性能が違うとのことであった。
リアカメラについてもデイトナ社から専用ステーが販売されている。
しかし、上記のステーを使用した場合のカメラ位置と今回の取り付け車両の筐体(下の写真)とを眺めてみると、カメラの後ろに出ているケーブルがカウルあるいはウインカーカバーに当たってケーブルを上か下かにL字に曲げるようになると思われる。そうすると3Mの両面テープの接着部分に常に剥がれる力が掛けられることになり、また、振動でケーブルを痛めることになり良くないと判断した。後方から確認したときにカメラがウインカーに重なって交通違反となる可能性も懸念した。この位置だと配線をカウル伝いにする必要もありそうだ。
今回筆者は、リアキャリアに取り付けることとした。今回の車両にはGIVIのリアボックス用のベースが取り付けられているので、それにタナックス社のETC用のステーを取り付け、そのステーにリアカメラを貼り付けることとした。ステーの取り付けはホームセンターでM10のネジとワッシャー、ナットを購入した。
この位置で、ケーブル長としては何とかフロントカバー内に本体を格納できる距離である。GIVIのベースが写りこまないようにカメラのレンズが後ろ側に出るようにする。ただし、リアフェンダーよりも後ろに出て車両の大きさが変わってしまうことがないように注意した。
ミツバサンコーワ社のドライブレコーダーEDR-21、EDR-22シリーズであればケーブル長が2m、1.5mで、かつ、リアとフロントのカメラに差はないので、もう少し余裕をもった配線の取り回しが可能と思われる。
取り付け手順
今回は、取り付けるドライブレコーダー本体部分、D-UNITはすべてフロントカバー内に収める作例である。
バッテリーのカバーを開け、マイナス端子を外す
前回の記事でも触れているが、電装系に触る前に車両のバッテリーのマイナス端子を外しておく。詳細な作業内容は前回の記事を参照されたい。
ブレーキスイッチにACC分岐ハーネスを取り付ける
ミラー、ハンドルフロントカバーを外す工程から分岐ハーネスを取り付ける工程までは前回の記事を参照していただきたい。既に取り付けてある場合でもD-UNITのACC端子に差し替えることになるので、ミラー、ハンドルフロントカバーは外すことになる。
分岐したACCにD-UNITのACC端子を差し込む
ギボシ端子がデイトナ社D-UNITのACC端子(CA/CB103)とキジマ社ACC分岐ハーネスとで大きさが合っていないので(デイトナが小さい)、挿し込むとゆるい。そこで、電工ペンチを使ってギボシを挟み、締め付ける。デイトナ側かキジマ側のどちらか一方のギボシ端子を取り替えてサイズを合わせてももちろん良い。
挿し込んだら、防水、ショート防止のためにビニールテープでぐるぐる巻きにする。
D-UNIT、ドライブレコーダーを仮接続し、動作確認する
ここまでですべてを電気的に繋いで製品の動作確認をしてみる。このとき、一旦、外していたバッテリーのマイナス端子を取り付ける。カバーを開け、車体に配線を通し、カバーを閉めてから動作確認してD-UNIT、ドライブレコーダー、ACC電源の取り出しに不備、不具合があった場合に、作業時間のロスが大きいためである。何をどこに接続するかは前述の配線図を参照されたい。尚、この段階ではまだドライブレコーダーの端子をギボシ・クワ型端子に加工しないほうが良い。動作せず、販売元に返品する可能性があるためだ。ドライブレコーダーのACC線はD-UNITのプラス線と金属部分で接触し、離れないようにビニールテープで仮留めしておく。
ドライブレコーダーの動作確認は取扱説明書を参考にして機能を使ってみればよい。動作確認が終ったら、仮接続していた配線類を外す。再度、バッテリーのマイナス端子を外す。
microSDカードもこのタイミングで本体にセットする。小さいネジでフタがされているので、精密ドライバー⊕00で開けて挿し込む。
フロントカバー、メットインを外す
フロントカバーとメットインを外す。どちらが先でも良い。
メットインの外し方は、まずシートを開ける。下の写真で、赤丸のネジ2つをドライバー⊕1で、青丸のネジをドライバー⊕2で、それぞれ外す。給油キャップを開け、さらにゴムシール(緑矢印)を取る。これでメットイン(黒い部分)が外れる(シートごと外す)。黄色の部分の裏側にドレンホースがはめ込まれているが、メットインを上に持ち上げたときに一緒に外す。メットインを外したら、ゴミや水が入らないように給油キャップは閉めておく。
フロントカバーの外し方は、前側からドライバー⊕1で3つのネジ(下の写真の赤丸)を、後ろ側からドライバー⊕2で2つのネジ(下の写真の青丸)をそれぞれ外す。その後、フロントカバーを前に出すように取る。フロントカバーは爪でも留まっているので折れてしまわないようにあまり力任せに引きはがさないようにする。
カメラの配線を通す
リアカメラ用のケーブル(1.5m)はリアキャリアとボディとの溝の部分から外に出す(下の写真の赤丸)。ここからならメットインのカバーとも干渉しない。
リアキャリアの溝の部分から外に出たところでリアカメラから出ているケーブルと接続する。接続部分が外に出ているので、付属のゴムチューブをはめた上からビニールテープでぐるぐる巻きにして防水対策を行う。
前方へはボディフレームに沿わせて車体の下に潜り込ませる(下の写真の赤線)。
結束バンドやビニールテープでケーブルをボディフレームに固定する。下に潜り込ませたケーブルはフロントカバー側まで持ってくる。
フロントカメラ用のケーブル(3m)は、ハンドルフロントカバー内へ持っていく。ケーブルがかなり余るので、束ねて結束バンドやビニールテープで留めておく。フロントカメラから出ているケーブルとの接続部分はハンドルカバー内に収める。こちらもリアカメラと同様に付属のゴムチューブをはめた上からビニールテープで防水対策しておいた方が良いだろう。
ドライブレコーダー本体から出るプラス線とマイナス線は、フロントカバー内から車体の下を通してバッテリー側に出し、バッテリーと接続する。プラス線とマイナス線は配線する前にクワ型または丸端子に加工しておく。
ドライブレコーダー本体から出ているACC入力線をギボシ端子に加工してD-UNITの3つあるプラス線に挿し込む。
D-UNITの配線を通す
D-UNIT本体から出るプラス線とマイナス線は、フロントカバー内から車体の下を通してバッテリー側に出し、バッテリーと接続する。プラス線とマイナス線は最初からクワ型端子になっているので加工不要である。
バッテリーのマイナス端子を取り付ける
外していたバッテリーのマイナス端子を元に戻し、バッテリーのカバーを閉める。
カバー類を取り付ける
D-UNITおよびM760Dのケーブルを束ねてフロントカバー内に押し込める。その後、フロントカバーを取り付ける。D-UNITの余っているプラス端子、マイナス端子にはビニールテープでぐるぐる巻きにしてショート、防水処理をしておく。
ハンドルフロントカバーに関しては、フロントカメラのケーブル、コントロールスイッチのケーブルはミラーの穴から出すこともできるが、ハンドルフロントカバーを外したいときにこれらのケーブルの接続も一旦外さないといけなくなるので(カメラ、コントロールスイッチごとミラーの穴を通すことはできないので)、今回はブレーキレバー脇の空間から外へ出すこととした。ブレーキレバーと干渉しないようにブレーキレバーカバーの前側から出すのが良いだろう。
メットインはドレンホースを下から挿しながらはめ込んでいく。閉めていた給油キャップは一旦取る。メットインをはめ込んだら、ゴムシールを戻し、給油キャップを再び閉め、外していたネジを留めていく。
カメラ、コントロールスイッチ用のステー、ミラーを取り付ける
フロントカメラ、コントロールスイッチのステーはミラーに取り付けるタイプであるため、ミラーと一緒にフロントカメラ、コントロールスイッチのステーを取り付ける。
今回筆者は、イベント録画ボタンを親指で押せるようにイベント録画ボタンが左側に来るように敢えてステーとは逆向きにコントロールスイッチを貼り付けた。コントロールスイッチには3Mの両面テープがある。ウィンカー、ヘッドライトのハイ/ロー、フォーンと同じ感覚で親指でイベント録画ボタンを押せるようにすることが狙いである。ステーの向きを左右逆にするとカバーと干渉してしまうのとハンドルを握った左手の拳がステーの左端に当たってしまう。
フロントカメラもステーをミラーに通して3Mの両面テープで貼り付ける。カメラの角度を調整する必要があるので、ミラーはまだ本締めしない。
リアカメラは前述のように工夫が必要だが、今回の作例ではGIVIのベースに取り付けている。取り付け後の写真は既に上にある通りである。
ミラーの向き調整でスパナを二つ使うことになる。
結束バンドが付属しており、カメラ、コントロールスイッチには結束バンドで留めるための穴があるが、3Mの両面テープは強力であることがヘルメットにGoProを取り付けている筆者は経験的に感じていることと、フロントカメラとコントロールスイッチについては万が一両面テープが剝がれても地面には触れず、また、車輪などにも巻き込まれる配線ではないので、結束バンドは不要と判断した。リアカメラについては剥がれたときに車輪に巻き込まれる可能性がありそうなので結束バンドで留めておいた。
カメラの向き調整を行う
メインキーをONにし、Wi-Fi経由でスマホからドライブレコーダーM760Dに接続してカメラ映像を確認し、カメラの向きを調整する。ここで3mm六角レンチを使う。フロントカメラはステーの向きとカメラの上下の角度、カメラの回転を調整して本締めする。リアカメラも同様に行う。エンジンを掛けなくてもドライブレコーダーは動作するが、バッテリーに充電されていない状態なので長時間エンジンを掛けない状態で使用しているとバッテリーが上がる。
バイクの動作を確認する
重要なのはこの確認である。もともとのバイクの機能が動作しなくなってしまったら問題である。
ハンドルを左右に切ってみる。ハンドルを切ってみて、突っ張る感じがあれば、配線をいじったことでハンドルが切れなくなっている可能性がある。
また、ブレーキスイッチから電源を取ったので、ブレーキランプが点灯するかも確認する。さらには、全般的に、灯火類の点灯、点滅も確認しておく。路地裏を1周、走行もしてみた方が良い。
灯火類が正しく灯火しなければ交通違反であり、かつ、安全上問題が生じるので必ずこの確認は行いたい。
評価
SDカードを容易には取り出せない。ドライブレコーダーM760Dの本体部分に格納されているSDカードはもともとネジでフタがされている構造であり、さらに、今回はフロントカバー内に本体を格納したので、SDカードを取り出すには、フロントカバーを外し、さらに本体SDカードのフタを精密ドライバーで開けなければ取れない。中型以上のマニュアル車などであればシート下に本体部分を格納するであろうから、フロントカバーをドライバーで開けなければならない分、SDカードの取り出しには一手間掛かる。M760DはスマホからWi-Fiで接続することで動画ファイルをスマホから視聴したり、ダウンロードができるのでSDカードを取り出さなくても良い手段はあるが、ファームウェアアップデートはSDカード経由で行う。また、動画ファイルのダウンロードには時間が掛かり、1ファイルで10分程度は掛かる(1分間の動画の場合)。バッテリー上がりを防止するため、その間はエンジンを掛けておくことになるが、ダウンロード中はドライブレコーダーとして撮影はできない仕様であるため、走行中にバックグランドでダウンロードも行うということはできない。
寒い時期は他の電装系と併用するとすぐにバッテリーが上がる。残念ながら、外気温10℃を下回ると、前回の記事で紹介したUSB電源も同時に使っていると、1時間程度でバッテリーは上がる。原動機付自転車ならではのバッテリー容量、発電力の事情からだ。暫定対策としては、USB電源の使用をときどき止めることである。今回取り付けたドライブレコーダーM760Dのみの使用であればバッテリーは上がらない。スマホの充電であれば、残量100%のままずっとUSB充電している必要はないので、ときどき止めながら、残量が減ってきたらまた充電してを繰り返すといった感じである。恒久対策としては灯火類のLED化や全波整流化といったところであろう。原動機付自転車の利用目的として、長時間の走行をするようなケースは少ないであろうから、大抵の人には関係ない話だろう。ただし、暗電流(メインキーOFFでも消費される電流)が0.2mAあるので、走行しない期間が長期になるとバッテリーが上がるので注意。
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ドライブレコーダー全般に言えることですが、側面の映像が取れないのが課題です。財団法人交通事故総合分析センターの2011年の分析によると、原動機付自転車の死傷事故の衝突時の種別としては多い順に出会い頭(34%)、右折時(17%)、左折時(13%)とのことで、正面衝突(2%)や追突(7%)よりも圧倒的に多いようです。出会い頭や右折だと、衝突の瞬間の音は録音されていても映像は画角に収まっていない可能性が高いです。やはり、記録映像としては360度カメラが最強か…