シンガポールでGrabFoodを利用してみた

投稿日:

検証日:2024年10月上旬

検証結果:GrabPayが使える状態なら特に問題なく利用できる

シンガポールのGrabFood

今回は、シンガポールでフードデリバリーGrabFoodを利用した検証記事である。

シンガポールにUber Eatsはない

日本でフードデリバリーといえばUber Eatsが代名詞のような存在であるが、シンガポールではUber Eatsはサービスを実施していない。日本人でも聞いたことのある名前のフードデリバリーでシンガポールでサービスを実施しているのは、FoodPandaとGrab(Food)であろう(この他にもシンガポールにはいくつかフードデリバリーサービスを実施している会社がある)。

商品の価格が割高になるのは日本と同じ

GrabFoodを通すとお店で食べるのと比べて商品価格は少し高くなる。さらに、配達料、サービスチャージが掛かる。料金体系としては日本のフードデリバリーとほぼ同じであろう。また、日本のフードデリバリーに比べて、配達料は少し高いように感じる。

支払いはGrabPayで

GrabFoodの支払いはGrabPayで行う。GrabFoodもGrabPayもGrabアプリの一機能なので、すべて一つのアプリで完結する。

Grabアプリ
引用:Grabアプリ
(赤枠がGrabFoodの入り口。編集は筆者による)

アプリに置き配指定の選択肢はない

アプリ上に置き配を指定する選択肢はない。もし、置き配を希望する場合はメモ欄に文章で書くことになる。

配達員の位置情報(GPS)は見れない

日本のフードデリバリーだと、注文者は配達員の位置情報をアプリを通してリアルタイムで見ることができるが、GrabFoodの場合、少なくとも筆者がシンガポールで検証したときには配達員の位置情報はアプリには表示されなかった。また、配達完了予測時間は表示されるものの、配達状況に応じてその時刻は更新されないようであり、予定時刻とはズレも発生するようである。

配達員とのチャットシステムもない

顔写真や名前など、配達員の個人情報は注文者には一切公開されない。また、Uber Eatsとは違い、配達員とのチャットシステムも用意されていない。

ホテル滞在時に注文!その結果は…

筆者はホテルの部屋にいるときにGrabアプリから注文してみた。ホテルのロビーで受け取りたいので、ホテルに着いたら電話してほしいという旨のメモを注文時に英文で残した。

数十分後、ホテルの部屋にいるときに配達員から電話はあったが、こちらが返事をするかしないかのタイミングで電話を切られてしまい、ロビーに行くと適当な棚に商品は置かれていた。日本のホテルでは置き配はホテル側が許可しないのが通常であろう。不特定多数の人間が出入りするロビーに食品を置かれてしまうと衛生上良くないので予めロビーで待機していたほうが良さそうだが、前述のとおり、配達員の到着予定時刻が結構ズレるようなので、注文したらロビーで待機して、スマホでもいじって暇つぶしでもしていたほうが良いかもしれない。

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