今回は台北の路線バスに乗る方法を紹介する。
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運賃の支払いはICカードがおすすめ
運賃支払い方法は現金か台湾のICカードかになる。現金の場合は運賃を事前に調べる作業と小銭の用意が必要なので、タッチだけで済むICカードがおすすめである。対応しているICカードは以下である。
悠遊卡(Easy Card)については電車の乗り方の記事で紹介しているのでそちらを参照していただきたい。
運賃は15NT$、30NT$、45NT$のいずれかである(NT$はニュー台湾ドル)。15NT$は本記事投稿日時点の日本円で70円弱である。この運賃は一段、二段、三段という区間のようなもので決まる。
路線図
台北市内を走るバスの運行会社はいくつかあり、残念ながらそれらを包括した路線図というものは公式には発行されていないようである。各バス会社の各路線(バス番号)の停留所であれば各バス会社のホームページか台北市が運営しているサイト「大臺北公車」で確認することができる。しかし、それを見て行きたい場所の最寄の停留所や乗り継ぎを確認するのは不便なので、正確性にリスクはあるが、Google Mapで目的地までの経路を検索するのが一番簡単である(大臺北公車でも経路の検索はできる)。
大臺北公車
> https://ebus.gov.taipei/
乗り方
乗るバスの番号を調べる
Google Mapで目的地までの経路を検索し、乗るバスの番号と停留所の場所を確認する。
停留所へ向かう
Google Mapなどを見て停留所の場所へ向かう。
バスが来たら手を上げる
乗りたいバスが来たら手を上げて乗りたい旨の合図をする。これをしないと停まってくれない。
扉が開いたら乗車する
車両前方と後ろに扉があるが、どちらから乗り込んでも良い。
乗り込んだらICカードをタッチする
どちらの扉にも付近にICカードをタッチする装置があるので、乗り込んだらICカードをタッチする。「上下車収費」と表示されており、乗車時と降車時にそれぞれICカードをタッチすることとなる。
降車ボタンで降りる合図をする
降りるときは、「下車鈴」を押して合図する。押すタイミングは日本のバスと同じで次に停まる停留所が自分が降りたい停留所となった時である。
バスが停車したらICカードを再びタッチする
再びICカードをタッチする。車両前方と後ろのどちらの装置でも良い。
扉が開いたらバスを降りる
扉が開いたら車両を降りる。どちらの扉から降りても良い。