チェンナイで現地SIMをゲットしてみた

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検証日:2019年12月上旬

検証結果:Airtel公式ショップではスマホを持っているインド人の知人が必要。公式ショップではないお店ではパスポートのみで購入可能なところがあった。値段は安い。

チェンナイ空港内にSIMカードを購入できるところはない。今回、インド入国の時刻が遅かったため、到着した日はそのまま予約していたチェンナイ市内のホテルに向かい、翌日からチェンナイ市内にてSIMカードの購入を試みることにした。

翌朝、まずは宿泊していたホテルの近くでGoogleマップを使ってAirtelの公式ショップを検索し、近くにあったショップに向かった筆者。向かったショップは以下。

ショップ前に到着。外観はこれ。

Airtel公式ショップの外観

店舗に入ってKIOSKみたいなものがあったのでこれで整理券でも発行するのかな?とまごまごしていたところ店員が話しかけてきた。店員にSIMカードを購入したい旨を伝えると、待ち行列に積まれた。適当に椅子に座っていると10分程度して筆者が呼ばれ、カウンターで再度SIMカードを購入したい旨を伝えると、インドの知人はいるか?と聞かれた。事前に調べたネットの情報ではホテルの従業員に頼んだといったサイトもあったが、ホテルの従業員には頼み難かった筆者は「いない」と答えると、インド人とSMSでのやり取りが必要だからいないのであればSIMカードは購入できないと言われ、ここではあえなく撃沈

次に、以下の画像のようなAirtelの看板をあげている公式ショップではないお店数件にあたってみたが、どこも「うちではSIMカードの販売はやってないよ」と言われ公式ショップで買うように促された。

街中のairtelの看板があがっているお店

もう無理かと思いつつ最後に別のAirtelの公式ショップにあたってみた。そこの店員には、通りの先に行ったところで購入してくれ、と言われた。そして、歩いて数分のところにAirtelのパラソルをあげたところを発見。それがここ(以下のGoogleマップ上では”Panasonic Service Center”を指しているが実際には同じ建物ではあるが違う店である)。

これが公式ショップの店員が指していたところなのかは定かでないが。

vodafoneのSIMがゲットできたところ

お兄さんにSIMカードを購入したい旨を伝えると「パスポートを持っているか?」と聞かれ、Yesと答える。パスポートを渡すとパスポートの顔写真のページをお兄さんがスマホでパシャリと撮り、また筆者の顔写真を撮られた。どの電話番号がいいか、とSIMカードがずらりと並べられ選ぶ。あれ?AirtelじゃなくてVodafoneなの?プランを比較したらAirtelもVodafoneも同じであったため、良しとする。

VodafoneのSIMのパッケージ

適当にSIMカードを選んだら、お兄さんのスマホからVodafoneの申請フォームらしきもので入力していた。滞在先の住所、ビザの番号、父親の名前などを聞かれたが、答えるのが面倒そうな項目は筆者自身で入力させてもらった。プランは3つあり、筆者は長く使いそうなので84日有効なもの(647ルピー)にした。SIMカード代・手数料と合わせて897ルピー(日本円で約1400円)であった。後日、有効期間を延長してみたので、それは別の記事として報告させていただきます。

VodafoneのSIMのプラン
Vodafoneのプリペイドプラン。筆者は1日1.5GBのデータ通信と100SMSの、84日有効なプランを選択した。

その後、お兄さんがどこかに電話していた。アクティベートをしていたと思われるが現地語(タミル語?)のようでよくわからなかった。筆者のスマホにSIMカードを指してみたが、電話機能が使えず。再びお兄さんがどこかに電話したあと、アクティベートに30分かかるから、30分後にまた来てくれと言われた。ちょうど昼食を食べていなかったので、近くの飲食店でビリヤニを食べてから戻ってきた。再びお兄さんにスマホを渡し、電話機能、4Gでのネット通信ができることを確認して完了

この時点で時刻は14時ごろになっていた。最初のAirtel公式ショップ訪問が午前中だったのでSIMカードの購入で結構時間がかかった。ちなみに、インド到着から現地SIMが開通するまでの間は、渡航前にアマゾンで購入した「SIM2Fly」のSIMを使用していた。このSIMはなぜか翌日電波をつかまなくなっていたので結果的には粘って現地SIMをゲットして良かったことになる。

ただし、現地SIM開通までのネット環境と労力を考えると、チェンナイに数日程度の滞在で、かつ、今後インドに渡航する予定のない方は、レンタルのモバイルルーターにしておいたほうが良いかもしれない。

なお、ここまで読んでいただいてお分かりの通り、電話会社の公式ショップではなく、素性が(少なくとも筆者には)はっきりとしないお店の人にパスポートや顔の写真を撮られるので、この点は自己責任になります。

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