【外伝】通販JALカレーの肉の個数を数えてみた

投稿日:2021年8月6日
更新日:

検証日:2021年7月下旬

検証結果:袋により異なり、10個または13個だった

羽田空港・成田空港のJAL国際線サクララウンジ、または、ファーストクラスラウンジで提供されているJAL特製オリジナルビーフカレー(通称JALカレー)。コロナ禍以前はラウンジでしか食べることはなく、一般販売されていなかったのだが、現在はラウンジ以外でも食べることができる。その方法の一つとして通販がある。

今回は、その通販のJALカレーに入っている肉を数えてみた。

2017年頃の羽田空港ファーストクラスラウンジの食事
2017年頃の羽田空港ファーストクラスラウンジの食事

JALショッピングで入手できるようになった

2020年8月27日からJAL公式ショッピングサイト‎にて冷凍されたJALカレーを注文できるようになった。

1袋が1kgの冷凍品でそれが2個で1セットとなっている。1kgで5食分とされているので、4人家族なら1回分の食事だろうが、単身者だと何食か連続でカレーになってしまうだろう。

冷凍保存で賞味期限90日が保証されているものが届けられるようだが、筆者のところに届いたものはもっと長いものだった。

JALショッピングで購入したJALビーフカレーの賞味期限
届いたも商品の賞味期限(2021年7月に購入)

【2023年5月1日追記】2023年4月下旬時点では1食200gの個別包装で販売され、5食セットと11食セットが用意されている。

成田空港近くにあるレストラン「御料鶴」で食べられるようになった

成田空港近くにあるレストランDINING PORT 御料鶴(ゴリョウカク)でも提供されている。ただし、成田空港から徒歩で行くには遠く、空港から店舗近くへの電車・バスもない。

JAL Agriportの古民家風レストラン「DINING PORT 御料鶴」
> https://jalagriport.com/service/restaurant/

焼野菜、スープ、らっきょ、福神漬、ソフトドリンクが付いて1,700円(税込)である。

【2022年12月15日追記】サイドメニューは、2022年12月時点で、焼野菜、スープ、らっきょ、福神漬の他に、ランチタイムはソフトドリンク、ディナータイムはその日の一品料理となっているようである。

レシピは非公開

通販や御料鶴で食べられるようになった現在でもJALカレーのレシピは公開されていない。しかし、原材料であれば通販に同封の説明書に記載がある。

通販JALカレーの注文方法

JAL公式ショッピングサイト‎(株式会社JALUXが運営)にて販売されているので、ネットから購入する。

JAL特製オリジナルビーフカレー特設ページ
> https://www.shop.jal.co.jp/s/jalbeefcurry/

JMB会員であれば、JALショッピングのウェブサイトからJMB会員情報を紐づけておけばマイルも貯まる。

販売を何度か実施しているが、すぐに完売してしまうようである。やはり、人気があるようだ。

通販JALカレーの価格

2021年7月時点で6,800円(税・送料込)であった。筆者は2020年9月にも購入していたのだが、そのときは6,000円だったので、値上がりしている。これは原料の価格高騰が理由とのことだ。

【2022年12月15日追記】2022年12月時点で7,500円(税・送料込)となっている。量は以前から変更されていないので、値上がりしている。

【2023年5月1日追記】2023年4月下旬時点で5食セットが5,400円(税・送料込)、11食セットが10,800円(税・送料込)となっている。1食200gあたり、5食セットだと1,080円、11食セットだと981円となり、本記事投稿日時点だと680円であったため、容量単価としても値上がりしている。

広告

通販JALカレーを開封~調理

説明書に解凍・調理方法の説明がある。

解凍

冷蔵庫で解凍するか、流水で解凍するかになる。解凍時間の目安は、

冷蔵庫の場合:24時間
流水の場合:60分

とのことである。

調理方法

説明書によると、解凍したカレーを袋から出して鍋に移して加熱するとのことであるが、JALUXによると加熱については電子レンジでもよいとのことであった。筆者が試したところ、電子レンジだと、若干、ルーが滑らかなペースト状にはならなかったので、やはり、鍋に移して焦がさないようにゴムベラで鍋底をすくうように混ぜながら加熱するのがお勧めである。

JALカレー解凍直後
解凍後に鍋に移し替えたところ
(まだ脂分が分離している)
JALカレー完成
弱火で10~15分ほど加熱した後

実食!

JALカレー盛り付け後
盛り付けたところ

ルーの味は記憶にあるラウンジのものと同じでおいしかったのだが、残念なことに肉が硬かった。2020年9月にも通販JALカレーを食べていたのだが、そのときは硬くはなかった記憶がある。

この点についてJALUXに確認したところ、肉は米国産の牛バラ肉を使っているとのことで、製法を含め、特に変えておらず、個体差が出た可能性があるとのことであった。

また、自宅だからだろう、ラウンジで食べたときほどの非日常感はない。

【2022年1月16日追記】公式サイトのレビューを見てみると、肉が硬いというコメントが散見される。やはり、筆者が購入したもの以外でも発生しているようである。JAL国際線ラウンジの美味しいカレーのイメージを何とか保ってもらいたく、改善していただきたいところである。

【2022年9月6日追記】2022年9月時点で肉が硬いというコメントは消えている。改善したのでそれらのコメントは消したというであろうか。

肉の個数は?

1袋目は10個、2袋目は13個だった。肉の個数をスペックとして保証はしていないということか。

栄養成分

100gあたり、

タンパク質:4.1g
脂質:11g
炭水化物:10.8g
食塩相当量:1.60g
熱量:159kcal

とのことである。1人前が200gなので、一皿に付き、上記の2倍ということである(ルーのみ)。市販のレトルトカレーと比較して脂質が高めのようだ。

■■■
JALカレーは国際線出発前のラウンジで食べるからおいしさが増すのでしょう。

-

リブエア  リブエア

旅好きが旅にまつわるデジタルライフをゆるめにお届けする場所です。執筆者はひと月に最低1度は海外に出掛け、現地の路地裏をウロチョロしています。

広告