検証日:2022年6月下旬
検証結果:乗り方は覚えてしまえば簡単で便利である。運賃は日本に比べたら安い。時間帯によっては待ち時間が長い。Google Mapでの経路検索には出てこない。
今回はクアラルンプール市内を走っているバスに乗ってみた。電車編については以前の記事を参照されたい。
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有料バスと無料バスがある
運賃が有料のバスと無料のバスがある。見分け方としては、有料バスはバスに数字が付いており、無料バスはバスの名前がGREENやPURPLEなど、色になっており「GOKL」とプリントされている。
有料バスでも運賃は安く、ケチって無料バスにこだわっていると待ち時間が多く掛かったり、無料バスが停車するバス停までの徒歩での移動時間が掛かったりするので、無料であることにこだわり過ぎない方がよい。
無料バス「GO KL」の乗り方
- バス停で乗りたい色のGO KLのバスを待つ
- バス停にバスが近づいてきたら手を上げて乗る意思を示す
- バスが停まったら前のドアから乗り込む
- 手すりにつかまるなり、椅子に座るなりして目的のバス停に着くまで待つ
- 目的のバス停に近づいたら車内のボタンを押す
- バスが停まり、扉が開いたら後ろのドアから降車する
手を上げて意思表示をはっきりしないとバスは停まってくれない。目的のバス停に近づいたかどうかは後述するアプリMoovitで確認するのがよい。
有料バスの乗り方
ここではrapidKL運行バスを例にする。
- バス停で乗りたい色のGO KLのバスを待つ
- バス停にバスが近づいてきたら手を上げて乗る意思を示す
- バスが停まったら前のドアから乗り込む
- MyRapidカードまたはTouch’n Goカードを機械にタッチする
- 手すりにつかまるなり、椅子に座るなりして目的のバス停に着くまで待つ
- 目的のバス停に近づいたら車内のボタンを押す
- バスが停まり、扉が開いたら、乗車時にタッチしたカードを後ろのドア付近にある機械にタッチする
- 後ろのドアから降車する
無料バス「GO KL」との違いは、乗車時と降車時にMyRapidカードまたはTouch’n Goカードかどうかだけである。
MyRapidカード、Touch’n Goカードについては以前投稿した電車編で紹介しているのでそちらを参照されたい。
支払い方法には、MyRapidカード、Touch’n Goカードの他に、My50、MyCity Pass、Keluarga Malaysia Passというものも用意されているが、これらの乗車券は短期滞在者は購入できない。
アプリ「Moovit」で経路検索
Google Mapの経路検索では、クアラルンプールのバスは出てこない(本記事投稿日時点)。しかし、Moovitというアプリを使えば、クアラルンプールのバスもルートに挙がってくる。従って、クアラルンプール市内での移動では、Google Mapで目的地のルートを検索した後に、Moovitでも検索してみた方がよい。
GO KLの現在の運行組織であるDewan Bandaraya Kuala Lumpur (DBKL)が出している公式アプリ「GoKL」もあるが、マレーシア地域として登録しているアカウントでアプリストアにログインしていないとインストールできない。公式の路線図はこのアプリから確認できる。Moovitも路線図をサイトで提供しており、以下からバスの種類と番号を選択すれば運行時間とともに確認できる。
クアラルンプールのバス (Moovitのサイト)
> https://moovitapp.com/index/en/public_transit-Kuala_Lumpur-1082
Moovit
通勤時間帯以外は本数が少ない
昼間の時間帯などは、バスの本数が少ないようで、20分程度待つ場合もよくある。
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筆者が2022年6月下旬にクアラルンプールに訪問したときは、rapidKL運行の電車、バスはすべて無料となっていました。これは、rapidKLの電車の新しい路線開通のためで、無料期間は2022年7月15日まで実施されていました。