台北松山空港(松山機場、Taipei Songshan Airport)で現地SIMを入手する方法を紹介する。
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プリペイドSIMの販売場所は1ヶ所
台北松山空港のプリペイドSIMの販売場所は1ヶ所であり(2023年5月中旬時点)、入国審査、手荷物の受け取り後に到着口から出て正面にある。中華電信(Chunghwa Telecom)である。
プリペイドSIMのプラン
4G通信だけでなく5G通信のSIMも提供されている。また、それぞれeSIM版も提供されている。それぞれプランに応じて無料通話も含まれている。2023年5月中旬時点では以下のプランが提供されていた。
「NT$」はニュー台湾ドルのとこである。本記事投稿日時点で、1 NT$ = 4.58円ほどである。つまり、5Gプランだと安くはない。
手続き、支払い方法
カウンターで希望するプランを伝え、パスポートを提示する。その後、申請書にホテル名の記入とサインをする。
支払いは現金の他にクレジットカード(VISA、JCB、Masterecard、AMEX)、Alipay(支付宝)、WeChatPay(微信支付)に対応している。
eSIMの場合のセットアップ方法
eSIMを選んだ場合はその場でQRコードが提示されるので、その場でそれを読み込んでセットアップする。iPhoneの場合だと、設定>モバイル通信>eSIMの追加>QRコードを使用でeSIM用QRコードをスキャンするモードになる。
有効期限の延長はできない
空港で販売されているプリペイドSIMは有効期限の延長はできない。中華電信(Chunghwa Telecom)のアプリがあり、それを通してチャージはやプランの追加は可能なのだが、SIM自体の有効期限は延長されないのである。
通信状況は?
筆者は台北市内で上記の5G eSIMを使ってみたが、電波が入らない、通信が遅いといったことは特になく、問題なく使えた(データ通信速度については未測定)。