COVID-19-タイ入出国書類はすべて電子でいけた

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羽田空港第3ターミナル出発階の様子(2022年8月下旬)
羽田空港第3ターミナル出発階の様子(2022年8月下旬)

2022年8月下旬、筆者はバンコク(タイ)へ渡航した。今回は、日本入出国時、タイ入出国時のCOVID-19関連の書類はすべて電子で済ませられたという話である。

前提として、筆者は日本国籍で日本在住、新型コロナワクチン3回接種済み、往復ANA便で羽田空港で出発し、羽田空港で帰国、タイは短期滞在ということである。

この記事の情報は2022年8月下旬の筆者の体験に基づいています。公式かつ最新の情報については各国政府および利用する航空会社からの情報をご確認下さい。

日本出国時について

羽田空港出発に際し、ANA Travel Readyという渡航先入国書類を事前に確認してもらうシステムを利用した。ただし、バンコクが到着空港の場合、24時間前から開始されるオンラインチェックインの過程で一緒に書類を電子でアップロードする方法となっていた。

タイ入国に際してのCOVID-19関連の必要書類は以下である。

  • ワクチン接種証明書

2022年7月1日から、タイランドパスによる入国申請は廃止となり、医療保険への加入は任意となっている。

筆者は日本政府公式のワクチン接種証明書アプリのQRコード画面をキャプチャしてオンラインチェックインの際にANAアプリからアップロードした。預入荷物があったので有人チェックインカウンターに寄ったが、有人チェックインカウンターで提示した書類はパスポートだけとなった。

保安検査場通過後の出国ゲート(出国審査)ではコロナ禍前と同様にパスポートだけで自動化ゲートを通過できる。

JALにも渡航先入国書類を事前に確認してもらうシステム「VeriFLY」がある。

タイ入国時について

入国審査(イミグレーション)で提示が求められた書類はパスポートと搭乗券だけだった。

タイ入国に必要なCOVID-19関連書類は、前述の通り、ワクチン接種証明書である。しかし、結果は、タイの入国審査でワクチン接種証明書の提示は求められなかった。ワクチン接種証明書を入国者が事前にタイ政府関連ウェブサイトやアプリに登録するシステムはないため、ワクチン接種済みか否かをどのように確認しているのか、あるいは、確認自体を行っているのか、不明である。

搭乗券はANAアプリの搭乗券画面を入国審査官に提示した。このとき、審査官にスマホを渡して見てもらうことになるので、スマホを触れられたくない方は紙の搭乗券を渡せば良いだろう。

タイ出国時について

スワンナプーム国際空港のANAの有人チェックインカウンターにて、以下の書類の提示を求められた。

  • パスポート
  • MySOSの画面(審査完了状態)

2022年8月下旬時点では日本入国には出国前72時間以内に行こなったPCR検査の陰性証明書が必要になる(日本時間の2022年9月7日午前0時よりワクチン接種証明書があれば陰性証明書は不要となる予定)。

陰性証明書のフォーマットは日本の厚生労働省指定のものが原則であるが、必要事項が記載されていれば厚生労働省指定のものでなくてもよい。実際、筆者も厚生労働省のフォーマットではなくバンコクにあるクリニック独自のフォーマットを使用して日本入国できた。以下に筆者がPCR検査を受けたクリニック(日本語がある程度話せるスタッフがおり、筆者以外にも日本人来訪者が多くいた)のリンクを貼っておく。

MedConsult Clinic
> https://www.medconsultasia.com/

クリニック独自のフォーマット(PDF)と厚生労働省指定のフォーマット(紙)の二つを発行してもらえたが、クリニック独自のフォーマットをMySOSに登録して、審査が通った。独自のフォーマットを利用する場合は、必要項目にマーキングすることが要請されている(義務ではない)。筆者はスマホアプリでマーキングしたものをMySOSにアップロードした。

任意フォーマットをご利用の場合は、以下の項目を探してマーキングをするなど、検査証明書の確認が円滑に行われるよう、ご協力をお願いいたします。

引用元:厚生労働省ホームページ「【水際対策】出国前検査証明書」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html

さて、話を戻すと、スワンナプーム国際空港のANAの有人チェックインカウンターにて、陰性証明書の提示は求められず、MySOSアプリの青画面の提示が求められた。スマホ画面を見せるだけでよく、スマホ自体を渡す必要はなかった。

ANAチェックインカウンター@バンコク
スワンナプーム国際空港のANAの有人チェックインカウンターに掲示されていたMySOSの提示案内

陰性証明書は、日本入国時はファストトラックを利用することで紙の状態で陰性証明書を持っている必要はない(アプリを通して電子で登録する)。そうすると、タイ出国時の航空会社によるチェックさえ電子で通過できれば紙に印刷する必要はなくなるが、これは航空会社の対応次第になるだろう。

日本入国時について

日本到着後の流れは、

飛行機を降りる ⇒ COVID-19関連の検疫 ⇒ 入国審査 ⇒ 税関 ⇒ 到着出口

となる。今回筆者はファストトラックを利用したので、COVID-19関連の検疫で必要な書類は、

  • パスポート
  • MySOSアプリ(審査完了状態)

のみとなった。

MySOSアプリはQRコードを表示させる必要があるが、羽田空港第3ターミナル保安区域では空港のフリーWi-Fiが使えたので、携帯電話会社のデータ通信無しで済ませられた。

MySOSは、日本到着の6時間前までに申請されている必要があり、また、審査完了したものの内容変更は、アプリをアンインストール後に再インストールして最初からやり直す必要がある。飛行機の座席番号を変更した場合もやり直す必要がある。これについては、以前投稿したシンガポール編で触れているので参照されたい。

入国審査ではコロナ禍前と同様にパスポートだけで自動化ゲートを通過できる。また、空港は限定されるが税関申告書もアプリでも申告できる(税関ホームページ)。

今回は羽田空港にて帰国したが、飛行機到着から到着出口に着くまでの時間はおよそ40分だった。その大半がCOVID-19関連の検疫に時間を要した。預入荷物についてはCOVID-19関連対応の間にターンテーブルから出てきており、待ち時間はなかった。

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旅好きが旅にまつわるデジタルライフをゆるめにお届けする場所です。執筆者はひと月に最低1度は海外に出掛け、現地の路地裏をウロチョロしています。

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